ムンプス難聴(小児はり)|小児鍼,突発性難聴|患者様の声|大阪市天王寺区のまり鍼灸院

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患者様の声

2013年09月26日

ムンプス難聴(小児はり)

今年1月、3歳5カ月の娘がおたふく風邪にかかりました。
耳下腺の腫れも小さく熱も38℃程が2日位で軽くすんだと思っていましたが、熱が下がってから2日後 耳の不調を訴えました。
(電話で相手の声が聞こえない)
耳鼻科で検査の結果、おたふくのウイルスによる難聴「ムンプス難聴」と診断。
左耳が失聴していました。
先生から、「現在の医療では治療する方法がない。ただ早期に発見されたのでステロイド剤の投薬をしてみるが、効果は期待できない」と説明を受け、目の前が
真っ暗になりました。

何か治療する手立てはないかとパソコンで検索していると、「鍼治療で効果が見られた実例がある」とみつけました。早速、耳の治療の実績があり、小児鍼をしている医院を
探したところ、まり鍼灸院と出会いました。
症状と治療の相談をメールしたところ「鍼治療は効果があると思います」と返信をいただき、わらにも縋る思いで予約を取り、薬の服用中に1回目の治療を受けることになりました。
まり先生と初めてお会いした時、「がんばりましょう」と言って頂いた一言で、何の治療法もないという絶望感と何もしてあげれないという無力感から救って頂けました。
それから週2回の治療を始めました。

3回目の治療の日、朝からぐずって出かけるのを嫌がっていました。

医院に着くと大泣き、大ぐずりになってしまい、周りの方にも迷惑だし服も脱げない状態なので治療は無理かなぁと思っていたところ、まり先生は慣れた様子で手早く娘の身体を鍼で撫でてくださり「すごくしんどいからぐずってるのよ」と言ってくださりました。
唯一の治療の鍼を嫌がってしまって、これからどうしようと思っていましたが、まり先生は娘の身体の声を聞き取ってくださり、帰りのベビーカーでぐっすり眠り、目覚めた時には別人のようにスッキリとしていました。また、4回目の鍼の日は嫌がらずに行ってくれるようになりました。

1月中は7回目の治療後、左耳に受話器をあてたところ「聞こえる」と言いました。
(検査の数値には出ない程わずかな聴こえですが)

4月 幼稚園に入園し、週1回の治療になりました。
幼稚園に入ってから左耳で音を聞かそうとすると嫌がるので、まり先生にお話ししたところ、「初めての環境で体力的にも精神的にも疲れてるからだと思うよ」と言って頂き、私もあまり娘に耳のことを言わないように心がけました。

7月 お灸ができるようになりました。

8月 耳鼻科の定期検診、耳音響反射で2つの音に反応がありました。

まり先生は、耳の治療だけでなく身体全体を診てくださるので、その時その時の些細な体調の変化に対応して頂いています。そのおかげで4月からお休みしないで幼稚園に通っています。
娘は鍼とお灸(ポッカポカ)が大好きになり、何でも「ポッカポカで治してもらう」と言っています。
又、私も娘の身体の弱いところを教えていただいたり、その時の様子を診て身体の調子との関係を教えていただいたり、ただぐずっているだけではないということを教えて頂きました。
これからも耳の治療と丈夫な身体になっていける為にも、ポッカポカに通います。
これからもよろしくお願いいたします。

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