大阪市天王寺区まり鍼灸院の
ニキビ治療は
ニキビ、ニキビ跡、肌荒れの方に
効果を発揮します。
ニキビとは年齢、性別を問わず、何らかの理由で詰まった毛穴の中で余分な皮脂が角質と混ざった結果、起きてしまった皮膚の炎症のことです。
毛穴が詰まると皮脂と角質が混じり合い、一般に黒ニキビ(毛穴が開いて中身が見えている状態)や白ニキビ(毛穴が閉じている状態)と呼ばれるコメド(面疱)ができます。このコメドを食料に繁殖した「アクネ桿菌」が炎症を引き起こし、ニキビとなってしまうのです。
毛穴が詰まる原因として、ストレス、便秘、乾燥、思春期によるホルモン分泌、顔ダニなど様々な原因があげられます。
中医学ではこのような疾患をどのように捉えているのでしょう。
中医学では、「熱」や「湿」、または両者が合わさってニキビが発生すると考えます。体内に「熱」が発生する原因としては、自然界の熱の影響、ストレス、飲食不摂生(辛味、油物、酒などの過食)、身体の水分不足があげられます。「湿」が発生する原因としては、自然界の湿の影響、飲食不摂生(甘味、油物、酒などの過食)、臓腑の機能失調による水分代謝異常があげられます。
また、ニキビの大きさや赤みの程度には「熱」の強さが関係しており、比較的体力のある人には、より大きな赤みの強いニキビができ、気血が不足し比較的体力の少ない人には、小さく肌色に近い状態のニキビ(白ニキビ、コメド等)が発生します。
そこに「湿」が合わさると、ニキビの先端が膿んだニキビが発生します。
当院では、中医学的に診断して全身のバランスを調整してニキビ治療していきます。
当院の鍼灸治療による美顔・美容コースでは、ニキビ治療のケアとして、根本的に身体の内側から体質改善していきます。
また治療を継続することによって、加重効果が期待できます。
つまり、ニキビが一時的に改善されるだけでなく、ニキビができにくい体質を作ります。
鍼灸治療をやめてもニキビができにくい体質をある程度キープすることができます。
大阪市ニキビ治療のまり鍼灸院では、ニキビを中医学的に大きく4つのタイプに分けて治療します。脾気虚タイプ、胃熱タイプ、陰虚陽亢タイプ、湿熱タイプがあります。
それでは、タイプ別に詳しく見ていきましょう
脾気虚とは、脾の気が不足した状態です。
脾の気が不足する原因としては
などがあります。
脾の気が不足すると、水分代謝が悪くなり身体に湿(余分な水分)を溜めこみニキビが発生します。また、脾気虚タイプは気の流れがスムーズでないため、気が滞り熱が発生しやすくなります。また発散する力も弱いため、身体に熱がこもってしまいニキビが発生してしまいます。ただ、弱い熱(虚熱)のため、ニキビは赤みがすくなく、小さなニキビが散在します。
ニキビに特に関係する脾の作用について
脾を補い充実させ、脾が正常に働くようにさせます。
脾の気が充実すれば、水分代謝が活発になり、湿(余分な水分)がたまりにくくなり、飲食物からの栄養をとりいれ、皮膚にも栄養が行き渡るためニキビが治りやすく、発生しにくくなります。
また、虚熱が身体にこもっている場合は、脾の気を補うことにより体内の循環をよくし、熱を発散させます。
このタイプは飲食不摂生(辛味、油物、酒などの過食)や、ストレス、自然界からの熱などにより胃に熱がこもります。胃に熱がこもると、胃の気は本来下へ向かう作用(降濁作用)をもっていますが、熱の炎上性(まめ知識2参照)により上に向かいニキビが発生します。
このタイプのニキビは、鼻、口の周りから顎にかけてよく出来ます。赤く腫れ、痛みや痒みを伴うこともあります。
熱の炎上性→ストーブをつけた時など、熱い空気は上にたまりやすくなるように、身体に熱があれば上半身に熱がたまりやすくなります。そのため、ニキビは上半身に見られることが多いです。
胃の熱を冷ますことによって、胃が正常に動くようにします。胃が正常に動くことで、胃の降濁作用が働き、熱の炎上性により上がった熱を下に引き下ろします。
そうすることで、ニキビが治りやすく、ニキビができにくい身体にしていきます。
陰虚陽亢タイプとは、1.身体に水が不足し、熱(虚熱)が発生しているタイプと2、ストレスなどで熱が発生し、それにより体内の水分が損傷されるタイプがあります。
1・2共に、水分と熱の量が均等ではない状態です。たとえるなら、火事が起こりかけている時、火を消す水が不足した状態です。
このタイプのニキビは熱の程度が脾気虚タイプと胃熱タイプの中間で、赤みのある中程度の大きさのニキビができます。
1.身体に水が不足し、熱(虚熱)が発生しているタイプと2、ストレスなどで熱が発生し、それにより体内の水分が損傷されるタイプがあります。
1は、水を吸収しやすくして全身に水を巡らせます。そうすることで、全身を潤し結果熱が取り除かれ、ニキビを治りやすくします。
2は、熱の炎上性(まめ知識2参照)により上がった熱を引き下ろし、熱を沈めます。また同時に全身を潤し、損傷した水分を補います。その結果ニキビを治りやすくします。
両者とも熱が発生しにくい体質にし、ニキビができにくい身体にしていきます。
湿熱タイプとは過剰な湿(水・脂)と熱が身体に溜まった状態です。原因として、
次に症状とニキビの性状ですが、湿熱タイプは湿と熱のどちらが優勢であるかで症状が変化するのが特徴です。
症状 | ニキビの性状 | |
---|---|---|
湿が優勢 の場合 |
下痢・身体の重だるさ・むくみ | つぶすと汁が出るようなニキビ |
熱が優勢 の場合 |
便秘・口の渇き・不眠 | 赤みが強く、痛みや痒みを伴う |
また、湿熱は大きく分けて肝胆湿熱タイプ・脾胃湿熱タイプがあります。それでは、それぞれの原因と特徴的な症状を見てみましょう。
肝の気・津液の流れがうまく機能せず、湿熱が生じます。
同時に、脾の機能が低下している人は、飲食の不摂生からも影響を受けます。そのため、身体の上部に熱症状(イライラしやすい、鼻出血など)、下部に湿熱症状(胸脇の張り・陰部湿疹など)が出やすくなります。
湿熱となった原因(体質)を四診法により弁証し、分析を行います。
身体の中の過剰な湿と熱を取り除き、排便・排尿などを促進して、身体の循環(気血の流れ)をさらに改善します。
またタイプ別の治療として、
肝胆湿熱では、脾の機能を補い、肝胆の熱を取り除き、肝の気・津液の流れを正常にします。
脾胃湿熱は、脾の状態が悪いので、脾の働きをよくし、湿熱を取り除き、湿を発生しにくくします。
顔の血流が悪くなると、皮膚の新陳代謝も悪くなります。大きく分けると実証タイプと虚証タイプがあります。実証タイプはストレスやアルコールの摂取過多、油物の飲食により顔に血熱がたまることで、大きなニキビや湿疹ができます。虚証タイプは、血流が弱く栄養分が全身に行き渡らないため、顔の皮膚が栄養されず、免疫力も低下して色々な感染症を発症しやすくなり、あせもや小さな湿疹ができるようになります。
施術は、実証タイプも虚証タイプも、中医弁証論治による全身調整を行い、全身の血流や血液の栄養分の構成を改善し、顔面部では局所の血流を改善することで、体質を改善していきます。
当院の鍼灸治療による美白・美肌コースでは、ニキビ跡の修復として、根本的に身体の内側から体質改善していきます。
また治療を継続することによって、加重効果が期待できます。
つまり、ニキビ跡が一時的に改善されるだけでなく、ツルツルお肌に生まれ変わります。
鍼灸治療をやめても体質改善しているので、ツルツルお肌はある程度キープすることができます。
美白・美肌を目的とするコースです。
顔面部の気になる部分に1~2mmの超浅刺とお灸を組み合わせた治療です。お灸は灸点紙というシールの上から施灸するので安心です。
全身治療 |
1回 13,000円(毎回払い)
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効果は毎回確認できますが、10回受けていただくと実感できます。
年齢や個人の肌の状態により効果に差があります。
10回コース | 70,000円(加えて別途、全身治療代13,000円が毎回発生します。) ※1回のみお試ししていただけます。(1回8,000円+13,000円(全身治療分)) |
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おすすめコース 頭・顔面部の血流をより改善するので、さらなる効果が期待できます。
5回コース | 45,000円(加えて別途、全身治療代13,000円が毎回発生します。) |
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10回コース | 80,000円(加えて別途、全身治療代13,000円が毎回発生します。) ※1回のみお試ししていただけます。(1回9,000円+13,000円(全身治療分)) |
おすすめコース 頭・顔面部の血流をより改善するので、さらなる効果が期待できます。
梅花鍼 | 1回 15,000円(加えて別途、全身治療代13,000円が毎回発生します。) |
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振圧式梅花鍼(写真のように先が丸くなっているので安心です)で顔のつぼを刺激します。つぼに最適な圧力、スピードで刺激します。刺さなくても、充分効果が期待できます。頭面部の血流がより改善されます。
昨年の夏頃からニキビがひどくなり悩んでいたところ、母から鍼灸を薦められました。
初めは、顔に鍼を刺すことに緊張しましたが、全然痛くなくポカポカして気持ちよくなり、リラックスして治療を受けることが出来ました。
また、治療後すぐに、ニキビのゴツゴツしたのが引くのには驚きました。
顔色も黒かったのが、血流が良くなることで、肌に透明感が出て少し白くなった様に感じます。
薬を塗っても全然治らなかったのに、成人式までのわずか一カ月で良くなり、晴れた気持ちでたくさん写真を撮ることが出来ました。
本当に有難うございました。
以上です、よろしくお願いします。
また、ニキビが出だしたら、すっ飛んで行きますね!
はい、大丈夫です。症状が強い時の方が、鍼灸治療の効果を実感しやすいです。一方、徐々に体質改善することで、ニキビの跡も綺麗になり、ニキビができにくくなっていきます。
梅花鍼は、刺さない鍼で表面の血流を良くする効果があります。そして、顔面のツボを選択して施術することができます。よってハリ感・弾力・キメの細かさという点で鍼と同様の効果を得ることができます。ただし、顔に直接鍼をする場合と比べると変化は緩やかとなります。
お電話でのお問い合わせは
06-6170-8341
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