大阪市の婦人科疾患の鍼灸治療は大阪市天王寺区のまり鍼灸院|女性鍼灸師で安心

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婦人科疾患

大阪天王寺・上本町のまり鍼灸院の
実績豊富なおすすめの鍼灸治療です。
多嚢胞性卵巣症候群・卵巣嚢腫・子宮内膜症・
子宮筋腫など
婦人科疾患に効果を発揮します。

骨盤の血流が鍼灸治療で改善する

鍼灸治療によるヒップアップの効果

全日本鍼灸学会誌2018年68巻1号にて、当院の論文が原著で掲載されました。

骨盤の血流を改善されたい方に

今回の論文では、鍼灸治療により腰やお尻の血流が良くなり、筋力がアップしヒップが上方向へ引き上がることがわかりました。
当院のヒップアップコースは、骨盤の血流が良くなることで、様々な症状が改善される為、不妊症や婦人科疾患・月経痛・更年期、妊娠中や産後のケアでお悩みの方にオススメのコースです。
コースを受けられた方の中には、「基礎体温が二層になった」「妊娠が難しいと言われていたが、子宮の状態が改善して妊娠できた」等のお声をいただいております。
鍼灸治療でヒップアップ(骨盤血流調整)が実現した、女性にとってとても嬉しい論文です。
是非一度、お試しされてみてはいかがでしょうか。

詳しくはこちらをご覧下さい

婦人科疾患でこのようなお悩みの方

  • 婦人科疾患(卵巣嚢腫・子宮内膜症・子宮筋腫・多嚢胞性卵巣症候群など)でお悩みの方
  • 婦人科疾患をお持ちで不妊症にお悩みの方
  • 婦人科疾患による月経随伴症状(MDQ)でお悩みの方⇒月経随伴症状(MDQ)はこちら
  • 月経困難症でお悩みの方

選ばれる理由

  1. 全日本鍼灸学会雑誌に論文が掲載されています。
  2. 数字に裏付けされた効果があります。
  3. 治療すればする程、婦人科疾患による気になる症状が改善されます。
  4. 根本的に体質から改善するため、治療効果が維持されます。
  5. 当院の院長が、鍼灸師や医師に講演をしております。

卵巣嚢腫(膿腫)ってどんな病気?

卵巣嚢腫(膿腫)は卵巣の表面をおおう表層上皮のなかに液体がたまる腫れ物(嚢胞)ができる病気です。初期は無症状で、嚢胞が大きくなると腹が張る感じや腰痛が出てきます。また、大きくなると、手術により卵巣を取り除いてしまう場合もあります。良性のものがほとんどですが、時には癌化するものもあります。

子宮内膜症ってどんな病気?

子宮内膜症は、子宮の内膜組織が子宮の内外の場所(卵巣や子宮周辺組織など)に発生して生理時(月経時)に出血をし、強い腹痛と、周辺の癒着などをおこす病気です。

発生する部位によって内性と外性に分類され、子宮の筋層内に発生したものを内性子宮内膜症といい、子宮以外の部位に発生したものを外性子宮内膜症といいます。生理困難が主症状で不妊も招きやすいといわれています。

子宮筋腫ってどんな病気?

最後に、子宮筋腫ですが、もっともよくある婦人科の病気で、子宮壁の筋肉層の細胞が異常に増殖してできる良性の腫瘍です。30~40歳代に多く、思春期前と更年期以降の発生はまれといわれています。

1個ないし複数個でき、大きさは色々あり、こぶし大ぐらいにもなるものもあります。不正出血、生理期間の延長、経血量の増加、それによる貧血などが主症状です。子宮筋腫によって経血が止まらない場合や、筋腫がどんどん大きくなって他臓器を圧迫したりすると、手術の適応となります。また、子宮筋腫も不妊を招く一因となる疾患といわれています。

骨盤血流調整コースについて

中医学で考える卵巣嚢腫(膿腫)・子宮内膜症・子宮筋腫

中医学ではこれら疾患をどのように捉えられているのでしょうか?

中医学では腫瘍・できもののことを「癥瘕(ちょうか)」といい、「瘀血」(おけつ)が原因となってできると考えられています。

瘀血とは、血液の運行が悪くなって、停滞してできる物質、出血などが局所に停滞してできる物質の総称を指します。瘀血の「瘀」には、「ふさがる」「血の滞る病気」の意味があり、漢和辞典では「流れずに滞っている血液」、広辞苑では「古くなった血」とあります。

瘀血は、体内のあらゆる場所にできる可能性があるものです。婦人科の場合は、子宮や卵巣に瘀血ができて、筋腫や嚢腫、内膜症になるとイメージするとわかりやすいでしょう。

瘀血の原因・症状・治療法は?

それでは、瘀血の原因、特徴的症状、治療法を見ていきましょう。瘀血の原因は、大きく分けて6つあります(タイプ詳細については、後述参照)。

瘀血の主要原因とタイプ

  1. 気の不足 - 気虚タイプ
  2. 精神的ストレス - 気滞タイプ
  3. 血の不足 - 血虚タイプ
  4. 冷えによる血の凝滞 - 血寒タイプ
  5. 熱による血の凝滞 - 血熱タイプ
  6. 食の不摂生 - 痰湿タイプ

これら原因によって、体内に滞りができ、「瘀血」が生じます。体内で生じた瘀血は、その部位に流れの障害を起こし、様々な特徴的な症状を起こします。

図1.瘀血の原因と特徴的症状

瘀血の治療法

瘀血に対する治療は、それぞれの発生タイプに対応した治療となります。

タイプ 治療
気虚タイプ 気を補充し、気血の流れを改善
気滞タイプ 気の滞りをなくし、気の流れを改善
血虚タイプ 血を補充し、気血の流れを改善
血寒タイプ 体を温め、血の凝滞を改善
血熱タイプ 熱を散らし、血の凝滞を改善
痰湿タイプ 痰や湿を排出させ、気血の流れを改善

図1.瘀血の原因と特徴的症状

治療期間はどれくらい?

これら婦人科疾患は、急性的に発生するものではなく、日頃の内的・外的ストレスの積み重ねによって発生するものが多いため、1回の治療で治るものではありません。そのため、治療期間も急性の他疾患と比べると長い期間が必要となってしまいます。

しかし、その分じっくりと治療を行うことができ、体質もしっかり改善することができるといえます。また、原因となる根本に対しアプローチをする中医学は、主症状以外の随伴症状も改善する(例えば、気滞タイプなら、治療を重ねることで、イライラしにくくなったり、腹部の張り感などが解消されていきます)ことができるため、治療ごとに体質が変わるのを実感できます。

また、生理痛(月経痛)や、排卵痛があるその日に治療をすると、その場で症状の軽減が確認できるため、効果を実感しながら治療を継続できます。

瘀血にはどんなタイプがあるの?

中医学では瘀血のできるタイプを大きく分けて、気虚タイプ、気滞タイプ、血虚タイプ、血寒タイプ、血熱タイプ、痰湿タイプに分類できます。

それではあなたはどのタイプにあてはまるか、より詳しい症状を見ていきましょう。

気虚タイプ

血は気の活動の力を借りて身体の中を循環よく流れています。精神的、身体的疲労などにより、気の活動が低下すると、血の流れも悪くなります。流れない為に血は滞り、瘀血となります。気は血を生成する力があるので、気が不足すると、血が少なくなりやすくなります。

また、気は血が外に漏れるのを防ぐ役割もありますが、気の機能が低下すると、血が漏れやすくなり、出血を招き、その出血が体内で滞り瘀血となります。

随伴症状
  • 疲れやすい
  • 汗が止まりにくい
  • 筋肉に張りがない
  • 生理周期は早い(冷えると遅れる)
  • 疲れると不正出血
  • うすいおりものが多く出る
  • 便がゆるい
  • 声が小さい
治療

気の不足を補うことで、気の活動を向上させます。気の働きを強化すると、気の力を借りて流れている血の流れは促進され、体の循環も良くなっていきます。また、気が補われると、血を生成する力が活発になり、血の不足による血流異常を防ぐことができます。加えて、気の不足によって出血しやすかった状態を、気を補充することによって整えます。このようにして、瘀血を分散しやすい環境を作り出すとともに、新たに瘀血ができにくい状態を体の中で作っていきます。

気滞タイプ

健康な状態だとスムーズに流れている気は、様々な原因(外傷、過度の労働による疲労、食の不摂生、過度の緊張によるストレス、精神的ストレスなど)によって徐々に流れが悪くなってしまいます。気の活動が低下すると、気の力を借りて全身をスムーズに流れている血の流れも悪くなり、体内に滞りができ瘀血となります。

随伴症状
  • 胸、脇、腹部が張りやすい
  • 足がパーンと張っている
  • イライラしやすい
  • よくため息をつく
  • 足先だけが冷えやすい
  • ガスがたまりやすい(出すと楽である)
  • 唾を飲み込むと喉につまり感がある
  • 生理の周期は、早くなったり遅くなったり不定期である
  • 旅行に行くと便秘する
治療

全身をリラックスさせ気の流れをスムーズにすることで、停滞している気をめぐらせます。気がめぐれば全身の血の流れもおのずとめぐります。気血がめぐれば体内にできている滞りを解消し瘀血を分散させます。また、気がとどまらず流れていれば瘀血のできにくい体質を作っていくことができます。

血虚タイプ

血を作る力の低下、過度の出血、慢性的病気により体力が消耗すると、血を貯め、全身の血液量調節する肝の機能が低下してしまい、体内で血の不足状態が生じます。

また、栄養不足や食の不摂生で、消化吸収の役割を担う脾胃が損傷されると、血液を生成する力がなくなり血が不足します。血が不足をすると、体内を循環する血の勢いがなくなり、滞りができてしまい瘀血が生じます。

随伴症状
  • (疲れた時や、立ち上がり時)めまいがする
  • 手足がしびれる
  • こむら返りをすることがある
  • 体を揉まれると気持ちが良い
  • 夕方・夜になると目が見えにくい
  • 月経量が少なく、生理が遅れがちである
  • 便秘しやすい(出てもコロコロの便が出る)
  • 顔色、爪色、唇の色が悪い
治療

肝の働きを強化し、体を循環する十分な血を貯める力を促進します。肝に十分な血があると、体内の血の流れにも勢いが戻り、瘀血を分散していきます。一方で脾胃の働きを強化し、食べ物から消化吸収力を向上させ、新しい血がどんどんできるようにして、肝をサポートします。体内に十分な血をめぐらせることで、瘀血を改善します。

痰湿タイプ

甘いもの、冷たいものの取りすぎや油っこいものを食べるなど、食生活の乱れが続くと、循環をスムーズにさせる役割を担っている脾胃が損傷されてしまい、体内の消化機能がうまくできなくなってしまいます。その結果体内に水、油がたまり痰や湿と呼ばれ、むくみや脂肪の原因となります。

これらは、気の流れを阻害するので、血の流れが悪くなり瘀血が形成されます。

随伴症状
  • おりものの量が多い
  • 体が重だるくむくみやすい
  • 胸苦しいことがある
  • 食後よく胃がもたれる
  • 水をあまり飲みたがらない
  • 頭が重くぼーっとすることがある
  • 痰の量が多い
  • 残尿感がある
治療

脾胃の力を補強し、体の代謝をよくし、痰や湿を排便や排尿の形で体の外に出します。脾胃の働きを活発にすると、水分代謝もよくなり、むくみや脂肪の原因となっている痰や湿をたまりにくくし、瘀血を分散させます。

血寒タイプ

長時間寒い環境にいたり、体が慢性的に冷えてくると、血の通り道である血脈が収縮し、血の流れが渋滞しやすくなります。血の滞りが慢性的になると、局所的に瘀血ができてしまいます(氷水に足を入れた時の、指先の状態を思い出すとイメージしやすいかと思います。指先は血流障害が起きているために、紫色になります。紫色の状態は、指先に新しい血が循環していない証拠です。婦人科の疾患の場合も、局所的に血流障害を起こした場所に、どんどん血がたまっていき、新しい血が行き難くなり、瘀血となってしまうのです)。

随伴症状
  • 手足が痛む(暖めると軽減)
  • 寒がりである
  • 温かい飲み物を好む
  • 尿量が多い
  • 生理周期は遅れがちである
  • 経血量が少ない
  • 冷えると下痢をする
治療

体の中から温める治療を行い、冷えにくい体質に変えていきます。その結果冷えによって滞っていた血の流れをスムーズにさせ、循環をどんどんよくすることで、瘀血のできにくい体にしていきます。

血熱タイプ

体外からの熱(外熱)や、精神的なストレスにより発生した熱(内熱)によって、気や津液(体内の水分)が損傷されると、ますます熱の勢いが強くなります。

この熱が体内にこもり血に影響すると、通常よりもドロドロとした血となり、流れにくくなります。血が濃くなり、流れにくくなると、次第に体内に滞りを生み、瘀血となってしまいます(例えば、瘀血をニキビに置き換えて想像してください。体の中で流れが悪くなっているところに、老廃物がどんどん溜まっていき、次第に炎症を起こし、ニキビが形成されます。瘀血も同じようにドロドロと熱性を持った血が局所にどんどん溜まっていき形成されます)。

随伴症状
  • 痛みは、冷やすと軽減する
  • 身体が熱い・ほてる
  • 経血量が多い
  • 生理周期は早めである
  • できものができやすい
  • よく鼻血・不正出血などの出血する
  • 口が渇きやすい
  • 尿量が少なく濃い
治療

血の滞りの原因となっている熱を散らし、熱がこもりにくい体質に変えていきます。また、血に影響している熱を鎮めることで、血をサラサラ血に戻し、瘀血が分散しやすくなる環境を作り出します。

このように、一つの病気にも、様々なタイプが存在することがお分かりいただけたかと思います。当院では、患者様一人一人の体質を見極め、それぞれの体質にあった治療法を患者様と相談していきながら無理なく実施していきます。

また、当院では全員が女性スタッフですので、男性の先生には相談しにくい生理痛や他症状に関してもお気軽にご相談いただけます。

料金

全身治療

全身治療にて全身の気血津液の流れを良くして、婦人科・不妊症・冷え症などに効果のある治療を加えるものです。

全身治療 1回 12,000円(毎回払い)
鍼治療+お灸 or 吸角(吸玉)
  1. 鍼は刺す鍼と、刺さない鍼が選択できます。
  2. 鍼治療なしで、吸角(吸玉)のみの治療もできます。
  3. 血流が滞っている場所には内出血ができる事があります。

おすすめ骨盤血流調整(婦人科・不妊症・冷え症)コース内容

骨盤血流調整コースは、全身治療にて全身の気血津液の流れを良くして、更に骨盤の血流を改善し、婦人科・不妊症・冷え症などに効果のある治療を加えるものです。

骨盤血流調整コース 10回 70,000円(回数券制)
婦人科・不妊症・冷え症
※加えて別途、全身治療代12,000円が毎回発生します。
※1回のみお試ししていただけます。(1回8,000円+12,000円(全身治療分))
  • このコースをうけていただくにあたり、全身治療を併用していただくことになりますので、全身治療代金が別途かかります。
  • 効果は1回でも実感できますが、体質改善効果を実感して頂くためには個人差はありますが10~30回受けていただく事をおすすめします。

キャンセルポリシーについてはこちら

患者様の声

不妊・チョコレート嚢腫(全身治療+骨盤血流調整コース併用)【20代 女性】

結婚して6年目でしたが、人工授精を6回やっても子供ができず…
不妊病院をかえると同時に右に3cmのチョコレート膿腫があることもわかりました。

常に、お腹も冷たく、顔と背中には鏡を見るのも嫌になるほどのニキビが…
ネットで鍼灸が良いことを知り、女性の先生で婦人病にもたくさん実績があるまり鍼灸院にお世話になることに決めました。

まず、通院するようになってから、あの頑固なニキビが出来なくなり、肌がきれいになったことに驚きを感じました。
10日に1回のペースで治療をしていましたが、人工授精2回は残念な結果に…
体外受精に切り替えると同時に、子宮の血の巡りにも良いということでヒップアップコースも取り入れることに。

まり鍼灸院に通院し始めて8ヶ月、体外受精1回目で陽性判定を頂くことが出来ました。
今では右にあったチョコレート膿腫も産院では「これかなぁ~」と言われるぐらいまで小さくなっているみたいです。
不妊治療中も妊娠初期も不安な気持ちでいっぱいでしたが、まり先生やスタッフの方に声をかけて頂くと治療後には心も体もすっきりでした。

今、7ヶ月になりお腹の赤ちゃんも私もとても順調です。
2人目も早めにほしいので、産後もまり鍼灸院にお世話になりたいです。

婦人科疾患 患者様の声はコチラ

よくある質問

Q1. どのような症状が適応されますか。

骨盤血流調整コースを併用することによって、卵巣嚢腫、子宮内膜症、子宮筋腫、多嚢胞性卵巣症候群など、様々な症状が鍼灸治療で緩和されます。

Q2. 治療することによってどのような効果がありますか。

鍼灸治療をすることによって、骨盤内の血流が改善されます。月経痛や月経随伴症状など、様々な婦人化疾患の症状も改善される方が多いです。

よくある質問一覧はコチラ

鍼灸治療によるヒップアップの効果

目的

美容鍼灸のニーズとしてヒップアップがある。
本鍼灸院では鍼灸によるヒップアップを目的とした治療(ヒップアップ治療)を提供している。
今回は、約6年にわたり症例を集積し、その効果を検討した。

方法

対象は2007年10月~2013年12月に本鍼灸院に来院した患者の中から、ヒップアップ治療を受け調査に同意・協力の得られた80名とした。
鍼灸治療は本治法として中医弁証論治と、腰・臀・仙骨部に対する標治法(共通穴)として大腸兪(BL25)、膀胱兪(BL28)、大殿筋中央部・後下部、中殿筋上部、大転子直上の6部位を用いた。
48ミリ・18号のステンレス製単回使用毫鍼を各々30mm刺入した。共通穴には、周波数1~3Hzで、8分間、疼痛閾値以下で筋収縮がみられる程度の低周波鍼通電療法を行った。
効果判定は、ヒップから大腿に関する状態について5項目、随伴症状3項目(肩こり・腰痛・便秘)および満足度について、自記式による0~10の数値尺度法(Numerical Rating Scale:NRS)で行った。
客観的評価にはヒップサイズの計測とヒップから大腿部の写真(後方、側方)を用いた。
なお評価は、施術前と施術9回目を比較した。
解析にはWilcocxon符号付順位和検定を用い、有意水準は5%とした。

結果

ヒップの形、たるみ等、ヒップの状態5項目全てについて、有意なスコアの改善がみられた。
特に「ヒップの総括的状態」の改善が大きかった。
随伴症状3項目全てについても有意なスコアの改善がみられた。
治療満足度は、7点以上が87.6%を占めた。ヒップサイズと写真からヒップ全体が上方向に引き上がった。

考察

ヒップに関する悩みの改善、高い治療満足度、ヒップの引き上がりから、対象者が鍼灸治療によりヒップアップの効果を実感できることが示唆された。

結論

鍼灸によるヒップアップ治療は、美容ニーズに対する効果と満足度をもたらし、随伴症状の改善にも効果的であった。

データ分析
1.ヒップの状態(形・たるみ・総括的状態・大腿部の太さ・大きさ)図1

治療前と9回目治療後のヒップの状態(形・たるみ・総括的状態・大腿部の太さ・大きさ)全てにおいて、スコアに有意な改善がみられました。

2.随伴症状(肩こり・腰痛・便秘)図2

治療前と9回目治療後の随伴症状(肩こり・腰痛・便秘)全てにおいて、スコアに有意な改善がみられました。