大阪市鍼灸院の不妊症の鍼灸治療は大阪市天王寺区のまり鍼灸院|女性鍼灸師で安心

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不妊症

鍼灸治療で妊娠力が向上すると
多くの学会で多数発表されている、
大阪市天王寺・上本町のまり鍼灸院(女性院長)は
多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)、
卵巣機能低下子宮機能低下、
妊娠しにくい、体外受精、タイミング法、
人工授精の方々に不妊専門のおすすめの鍼灸です。

骨盤の血流が鍼灸治療で改善する

鍼灸治療によるヒップアップの効果

全日本鍼灸学会誌2018年68巻1号にて、当院の論文が原著で掲載されました。

骨盤の血流を改善されたい方に

今回の論文では、鍼灸治療により腰やお尻の血流が良くなり、筋力がアップしヒップが上方向へ引き上がることがわかりました。
これは当院のヒップアップコースが骨盤の血流が良くなり、子宮・卵巣の血流が改善して不妊症や多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)・卵巣嚢腫・子宮筋腫・子宮内膜症・月経痛・更年期、妊娠中や産後のケアでお悩みの方にオススメのコースです。
コースを受けられた方の中には、「基礎体温が二層になった」「妊娠が難しいと言われていたが、子宮の状態が改善して妊娠できた」等のお声をいただいており、40歳で妊娠される方も多いです。
鍼灸治療でヒップアップ(骨盤血流調整)が実現した、女性にとってとても嬉しい論文です。
是非一度、お試しされてみてはいかがでしょうか。

詳しくはこちらをご覧下さい

世界各国の不妊症に対する鍼灸治療に対する研究

不妊症と鍼灸治療

1.鍼灸治療で妊娠率向上

鍼灸治療を不妊治療にプラスすることで妊娠率がアップする、と米国生殖医療学会誌に掲載されている。(2002年4月号)
鍼灸治療を併用したグループの妊娠率が42.5%に上がり、体外授精のみのグループの26.3%を大幅に上回った。
また、流産率・子宮外妊娠率は低くなり、出産に至った者は93.8%と鍼灸治療を併用したグループの方が非常に多い結果となった。

引用:Paulus, W. E., Zhang, M., Strehler, E., El-Danasouri, I., & Sterzik, K.(2002).
鍼治療は体外受精後の妊娠率を改善するか? Fertility and Sterility, 77(4), 721–724.

米国生殖医療学会誌(2002年4月号)

また2006年ドイツから『鍼灸治療が体外受精/卵細胞質内精子注入法 (ICSI)の結果に及ぼす影響について 』の報告でDieterleらは、鍼灸治療を実施したグループ(116人の患者)では『臨床妊娠率33.6%、継続妊娠率28.4%』に対し、プラセボ鍼灸(効果のないツボへ刺激)をしたグループ(109人の患者)では『臨床妊娠率15.6%、継続妊娠率13.8%』と、鍼灸治療を受けた方が着床率は高い結果となった。

鍼灸治療が体外受精/卵細胞質内精子注入法(ICSI)の結果に及ぼす影響について(n=109)

引用: Dieterle S, Ying G, Hatzmann W, Neuer A. 「体外受精および卵細胞質内精子注入法(ICSI)の結果に対する鍼灸治療の効果:無作為化前向き対照臨床試験」 Fertility and Sterility. 2006;85(5):1347–1351.

その他不妊治療と鍼灸に関する世界各国のデータはこちら

上記以外に不妊治療における鍼灸の効果について、デンマーク・イギリス・ドイツ・オーストラリア・アメリカなど各国で実施された臨床研究やメタアナリシスの結果をご紹介しています。体外受精(IVF)や胚移植の際に鍼灸を併用することで、妊娠率・継続妊娠率・生児出産率が向上したという科学的根拠が示唆されており、鍼灸を補完療法として検討されている方に役立つ内容です。

2.年齢別の妊娠率(1回の体外授精による)

(生殖補助医療による)
~31歳 43%
32~36歳 38%
37~38歳 32%
39歳 24%
40歳 21%
44歳 7%

出典:日本産科婦人科学会、2022年のARTデータブックのデータを使用。妊娠周期数/移植周期数より算出

まり鍼灸院の不妊治療の効果

当院では、不妊症の鍼灸治療を始めて早くも13年です。鍼灸治療の効果を数値で表現する事で、一人でも多くの方々に【不妊治療+鍼灸治療】が、不妊治療中のリラックス効果だけではなく、婦人科系の機能を向上させると伝えていきたいと考えています。
当院に来られる不妊症の患者様は35歳から40歳前半の方がコアになっています。(平均年齢38.3±2.1歳)

当院の不妊治療年齢分布
(期間:H24.1月~H26.8月(1ヶ月未満の治療中止者、1ヶ月未満の妊娠は省いた))

また、来院された患者様には、不妊クリニックでなかなか妊娠しなかった方や、卵巣・子宮機能に問題がある方、40歳前後の方が多くいらっしゃいます。H24.1月~H26.8月通院中(n=49)の妊娠率は59.2%で、婦人科疾患(多のう胞性卵巣・子宮筋腫・無月経等)を有する方でした。年齢別妊娠率は図3の通りです。婦人科疾患を有する方の中で子宮系の疾患は(37名)、卵巣系の疾患は(13名)でした。

年齢別妊娠率

その他不妊治療と鍼灸に関する
世界各国のデータはこちら

上記以外に不妊治療における鍼灸の効果について、デンマーク・イギリス・ドイツ・オーストラリア・アメリカなど、各国で実施された臨床研究やメタアナリシスの結果をご紹介しています。体外受精(IVF)や胚移植の際に鍼灸を併用することで、妊娠率・継続妊娠率・生児出産率が向上したという科学的根拠が示唆されており、鍼灸を補完療法として検討されている方に役立つ内容です。

不妊症でこのようなお悩みの方

  • 不妊症でお悩みの方
  • 体外受精や人工授精で妊娠率を上げたい方
  • 卵巣、子宮機能が低下していると言われている方に
  • 基礎体温が乱れている方に
  • 婦人科疾患による不妊症の方に

選ばれる理由

  1. 全日本鍼灸学会の学術誌に論文が掲載されています。
  2. 通常の妊娠率は~31歳までが20.0%に対して、当院では~40歳未満が65.2%、40歳以上の妊娠率が50.0%という高い結果です。
  3. 根本的に体質を改善するため妊娠率や子宮・卵巣機能が向上します。
  4. 治療すればする程、根本的に体質を改善して妊娠率を向上させます。
  5. 鍼灸師や鍼灸の学生を対象に、不妊鍼灸治療の講演をしております。

鍼灸治療開始後、妊娠する時期

全日本鍼灸学会にて、『鍼灸治療開始後、週2回の治療で6ヶ月を境に妊娠率は向上し、その後妊娠する方は増えていく』と発表されています。当院では、週1回の治療と人工授精・体外授精の前後の鍼灸治療を勧めており、特に月経周期・基礎体温、子宮や卵巣、ホルモン等に異常がある場合は体質改善が必要です。また、当院では多くの方が改善されています。治療を開始して半年後に病院に行くと、卵巣・子宮機能が向上しているケースもよくあり、年齢を重ねられた方も骨盤内の血流改善や体質改善をすることで、身体のコンディションが整えられ、妊娠されている方が多いです。また、無月経から月経が再来し妊娠したり、多嚢胞性卵巣の方の月経が正常になり、自然妊娠に至るケースも多くあります。

もちろん、治療期間は6ヶ月を超えたり、個人差がありますが、まさしく体質改善をしての妊娠ですね。

また、当院では骨盤血流調整コースを併用され喜んで頂いている方もたくさんいらっしゃいますので、是非一度ご相談下さい。

中医学では大きく二つの原因で不妊が起こると考えられています。

  • 不妊症は腎虚や血虚により栄養物(十分な血)が足りない為、生殖器(子宮・卵巣・脳)が栄養されない場合
  • 冷えやお瘀けつ血・気滞・痰濁などにより血行が阻害され、生殖器(子宮・卵巣・脳)が栄養されない場合

One Point 腎の働き:精を蔵す、生殖を主る

瘀血とは

何らかの原因で血が滞っている状態です。つまり溜まった部分で血行が止まってしまうため、その部分の皮膚の色が茶色くなったり、黒くなったりします。また、乾燥もみられます。

血虚とは

血の量が少なかったり、蔵血(必要な時に使う血を貯めておく機能)ができなかったりして全身を栄養できない状態です。

気滞とは

ストレスから身体の気の流れが滞ってる状態です。血も気に随って滞りやすくなります。身体のいろいろな部分に脹った感じがあります。

痰濁とは

身体の水液代謝がうまくいかず、痰(≒油)が血管の中や臓器・皮膚・脳に停滞した状態です。当然血流も悪くなります。

当院では、まず各々の不妊のタイプを中医学的に分析し、その結果から貴女だけの治療レシピを作成し、全身調整と不妊治療を平行して行っていきます。

  • 全身治療により気の流れをスムースにしたり、血を補ったり、血流が隅々まで(子宮・卵巣・脳にも)行き渡る様に調整していきます。この調整により、肩凝り・めまい・不眠などの症状が改善したり、同時に肌のくすみ(美白)や乾燥肌・オイリー肌等の改善にも効果があります。
  • 不妊治療により全身への巡りが良くなった気・血を特に生殖器(卵巣・子宮・脳)を栄養する様に治療をしていきます。治療により、冷え症や生理痛の改善、さらに子宮内膜症、卵巣脳腫、子宮筋腫が小さくなった例も多く見られます。

骨盤血流調整コースについて

貴女はどのタイプの不妊症ですか?

各々の症状をチェックしていきましょう。

重複したタイプも、これと決められないタイプの方もご安心下さい。御来院いただいて、四診(望診〈舌診・顔色・肌タイプ等〉聞診・問診・切診<腹診・脈診等>)を受けていただき、貴女に一番合ったレシピを作成して治療を行っていきます。

腎虚タイプ

原因

先天的に腎気が不足していたり(虚弱体質)、性交の過度により、体の中の精血(栄養物)を消耗して腎気が不足してしまうと、生殖器(子宮・卵巣・脳)が栄養できなくなり妊娠しにくくなります。

症状
  • 腰や膝がだるい
  • 耳鳴りがある(小さい音)
  • めまい(疲れると悪化)
  • 疲れやすい
  • 生理不順(早くなったり遅れたり)
  • 月経量は少ない
  • 顔色がくすんでいる
  • 肌が乾燥しやすい
治療

腎気や全身の気を補って、全身が活動的になる様に治療していきます。全身が活動的になれば、気血も充実して生殖器(子宮・卵巣・脳)も栄養され妊娠しやすくなります。

血虚タイプ

原因

体質が虚弱で貧血気味だったり、脾胃が虚弱で栄養を吸収できなかったりすると、生殖器(子宮・卵巣・脳)が栄養できなくなり妊娠しにくくなります。

症状
  • 顔色がくすんで黄色い
  • 疲れやすい
  • めまい(疲れると悪化)
  • 目が疲れやすい
  • 夕方目が見えにくい
  • こむら返りがある
  • 筋肉が筋張っている
  • 生理は遅れやすい
治療

脾胃の働きを活発にして、血の源となる栄養を吸収できるように治療していきます。また、全身の血を補い(血を生成する能力)栄養・豊富な血を生成します。この血をもって生殖器(子宮・卵巣・脳)を栄養し妊娠しやすくします。

冷えタイプ

原因

冷房や薄着で下半身を冷やすと生殖器(子宮・卵巣・脳)も冷え、血行が滞ってしまいます。その為、新しい栄養豊富な血が生殖器(子宮・卵巣・脳)に入れなくなり、栄養状態が悪くなることで妊娠しにくくなります。

症状
  • 生理は遅れ気味
  • 下腹部が冷えやすい
  • 下腹部が痛くなりやすい
  • 手足が冷えやすい
  • 寒がりである
  • 腰や膝がだるい
  • 小便の量が多く、透明である
  • 下半身がむくみやすい
治療

下腹部や足を温めて、冷えのために滞った血を動かしていきます。また生殖器(子宮・卵巣・脳)と関係の深いツボを直接温めて、身体から冷えを取り除きます。下腹部や足が温まれば、生殖器(子宮・卵巣・脳)も新しい血で温められ栄養されて妊娠しやすくなります。

気滞タイプ

原因

ストレスや気力不足などが原因となって気の流れは滞ってしまいます。(気滞)気が滞ると血も気と随って滞ります。気が滞るとすべての臓腑の機能が低下してしまいます。当然子宮や卵巣も機能低下し血行も悪くなるので、妊娠しにくくなります。

症状
  • 腹部が脹りやすい
  • イライラする
  • 頭痛(脹った感じ)
  • 肩がパンパンに脹る
  • ガスがたまりやすい
  • ため息をつきやすい
  • 抑うつ感がある
  • 咽頭部に物がつっかえた感じがある
治療

ストレスが原因の場合には全身リラックスできる配穴により、全身の機能向上を図ります。気・血不足が原因の場合には全身と腎気(妊娠するのに必要な気)を補い、気の流れに勢いをつける事で全身の機能向上を図り、各々妊娠しやすい状態に治療していきます。

痰濁タイプ

原因

飲食の不摂生(油もの・甘味物など)により、身体の中に湿(≒油)が滞り、気・血・津液の循環が悪くなっている状態です。また、脾胃が弱い為に津液(水分)の運行が上手にできず、身体の中に湿が滞るものもあります。当然、子宮や卵巣への気・血・津液の循環もうまくいかず栄養不足となり妊娠しにくくなります。

症状
  • おりものが白く量が多い
  • 身体が重くだるい
  • 胸が苦しい時がある
  • 太りやすい
  • めまいがある
  • 膀胱炎になった事がある
  • むくみやすい
治療

脾胃の動きを調整して気・血・津液の循環を整え、湿(≒油)が溜まりにくい体質に改善します。また、一方で身体に溜まった湿を取り除く治療をして、早期に諸症状の緩和を図ります。(尿や便・汗といった形で排泄されます)身体から湿が取り除かれるとさらに気・血・津液の循環は正常となり、子宮・卵巣・脳は栄養され妊娠しやすくなります。

瘀血タイプ

瘀血タイプは、腎虚・冷え・気滞・痰濁タイプ等が進行して起こります。元の原因を明らかにして治療を行っていきます。

貴女はどのタイプの不妊症でしたか?でもご安心下さい。不妊症で悩まれていた多くの女性が妊娠されています。
まり鍼灸院では、貴女の身体の体質を改善して妊娠しやすい状態にしていきます。是非一度ご相談下さい。

料金

全身治療

全身治療にて全身の気血津液の流れを良くして、婦人科・不妊症・冷え症などに効果のある治療を加えるものです。

全身治療 1回 13,000円(毎回払い)
鍼治療+お灸 or 吸角(吸玉)
  1. 鍼は刺す鍼と、刺さない鍼が選択できます。
  2. 鍼治療なしで、吸角(吸玉)のみの治療もできます。
  3. 血流が滞っている場所には内出血ができる事があります。

おすすめ骨盤血流調整(婦人科・不妊症・冷え症)コース内容

骨盤血流調整コースは、全身治療にて全身の気血津液の流れを良くして、更に骨盤の血流を改善し、婦人科・不妊症・冷え症などに効果のある治療を加えるものです。

骨盤血流調整コース 10回 80,000円(回数券制)
婦人科・不妊症・冷え症
※加えて別途、全身治療代13,000円が毎回発生します。
※1回のみお試ししていただけます。(1回9,000円+13,000円(全身治療分))
  • このコースをうけていただくにあたり、全身治療を併用していただくことになりますので、全身治療代金が別途かかります。
  • 効果は1回でも実感できますが、体質改善効果を実感して頂くためには個人差はありますが10~30回受けていただく事をおすすめします。

キャンセルポリシーについてはこちら

患者様の声

不妊症(全身治療)

この度、お腹に待望の赤ちゃんを授かりました。まり鍼灸院の先生方には大変お世話になり、感謝の気持ちでいっぱいです。
私は多嚢胞性卵巣で6年ほど前から婦人科に通っていました。
排卵は時々しか見られず、排卵があるときも周期がバラバラで予測のつかない状態でした。
昨年より、赤ちゃんを授かりたくて、不妊専門の病院で不妊治療を始めました。
しかし、そもそも原因のはっきりしていない多嚢胞性卵巣ですので、西洋医学だけに頼りきりになるのは嫌だと思っていた時に、まり鍼灸院に出会いました。
鍼は全く体験したことがありませんでしたが、体質を改善したい私に向いているような気がして、お世話になろうと決めました。
こちらへは2週に1回のペースで通い、全身コースを受けています。
通い始めてまず体感したのは肩こりが楽になったことでした。他にも冷えやむくみが軽減し、肌の調子が良くなり、本当に全身の血の巡りが良くなっているのだなと感じることができました。
良い変化が見られたことが嬉しくて、自分でも食生活・運動など積極的に改善していくようになりました。
不妊治療をしていて精神的にも辛くなることがありましたが、まり先生や皆さんが毎回温かく笑顔で接してくださり、心が和み、救われる思いでした。
また、他の患者さんのおめでたい話を聞かせていただく度に、自分も一歩ずつ授かる日に向かって近づいているんだと思い、励まされました。
不妊治療の病院では内服・注射をし、タイミングを見てもらっていましたが、なかなか排卵できず、医師からは、治療のステップアップも考えていきましょうと言われていました。
一方で徐々に、ゆっくりとした周期ですが排卵できることが多くなってきました。
さらに今年に入ってからは基礎体温がとても安定し、その矢先に妊娠が分かり、大喜びしました。
お陰様で今妊娠5ヶ月に入り、本当にありがたく、嬉しいです。
まり鍼灸院の先生方にお世話になり、ここまで来ることができました。どうもありがとうございます!
順調な経過と安産を目指して体調を整えていきたいと思っています。引き続き通わせてください。今後もどうかよろしくお願いします。

不妊症 患者様の声はコチラ

よくある質問

Q1. 何歳ぐらいまで不妊治療は可能ですか。

個人差はありますが、当院の最高年齢は45歳です。40代前半の方も多くご懐妊されています。

Q2. どのくらいの割合で妊娠されていますか。

自然妊娠、一般不妊治療、高度生殖治療の前後に鍼灸治療をすると、妊娠率が向上するという研究が論文や各種学会等でも証明されています。
鍼灸治療を不妊治療にプラスすることで妊娠率がアップする、と米国生殖医療学会誌に掲載されています。(2002年4月号)
こちらは、当院での年齢別の妊娠率になります。

年齢別妊娠率

よくある質問一覧はコチラ

鍼灸治療によるヒップアップの効果

目的

美容鍼灸のニーズとしてヒップアップがある。
本鍼灸院では鍼灸によるヒップアップを目的とした治療(ヒップアップ治療)を提供している。
今回は、約6年にわたり症例を集積し、その効果を検討した。

方法

対象は2007年10月~2013年12月に本鍼灸院に来院した患者の中から、ヒップアップ治療を受け調査に同意・協力の得られた80名とした。
鍼灸治療は本治法として中医弁証論治と、腰・臀・仙骨部に対する標治法(共通穴)として大腸兪(BL25)、膀胱兪(BL28)、大殿筋中央部・後下部、中殿筋上部、大転子直上の6部位を用いた。
48ミリ・18号のステンレス製単回使用毫鍼を各々30mm刺入した。共通穴には、周波数1~3Hzで、8分間、疼痛閾値以下で筋収縮がみられる程度の低周波鍼通電療法を行った。
効果判定は、ヒップから大腿に関する状態について5項目、随伴症状3項目(肩こり・腰痛・便秘)および満足度について、自記式による0~10の数値尺度法(Numerical Rating Scale:NRS)で行った。
客観的評価にはヒップサイズの計測とヒップから大腿部の写真(後方、側方)を用いた。
なお評価は、施術前と施術9回目を比較した。
解析にはWilcocxon符号付順位和検定を用い、有意水準は5%とした。

結果

ヒップの形、たるみ等、ヒップの状態5項目全てについて、有意なスコアの改善がみられた。
特に「ヒップの総括的状態」の改善が大きかった。
随伴症状3項目全てについても有意なスコアの改善がみられた。
治療満足度は、7点以上が87.6%を占めた。ヒップサイズと写真からヒップ全体が上方向に引き上がった。

考察

ヒップに関する悩みの改善、高い治療満足度、ヒップの引き上がりから、対象者が鍼灸治療によりヒップアップの効果を実感できることが示唆された。

結論

鍼灸によるヒップアップ治療は、美容ニーズに対する効果と満足度をもたらし、随伴症状の改善にも効果的であった。

データ分析
1.ヒップの状態(形・たるみ・総括的状態・大腿部の太さ・大きさ)図1

治療前と9回目治療後のヒップの状態(形・たるみ・総括的状態・大腿部の太さ・大きさ)全てにおいて、スコアに有意な改善がみられました。

2.随伴症状(肩こり・腰痛・便秘)図2

治療前と9回目治療後の随伴症状(肩こり・腰痛・便秘)全てにおいて、スコアに有意な改善がみられました。

不妊治療(体外受精IVF)と鍼灸に関する世界各国のデータ

Fertility&Sterility(アメリカの生殖医学学会誌)

2006年デンマークのWestergaardらは『受精卵移植当日の鍼治療は不妊女性の生殖結果を著しく改善する:前向きランダム化試験』について報告した。
内容は体外受精(IVF)/卵細胞質内精子注入(ICSI)を受けた患者における鍼治療の生殖転帰への影響を評価したものである。

対象者
  • 採卵当日に鍼治療を受ける群(n = 95)
  • 鍼治療を受けない群(n = 87)

で比較を行った。

結果

当日に鍼治療を受ける群では、鍼治療を受けない群と比較し、

  • 臨床妊娠率(鍼治療群 VS 鍼治療無群)
    (95例中37例 [39%] vs. 87例中21例 [26%])
  • 継続妊娠率(鍼治療群 VS 鍼治療無群)
    (95例中34例 [36%] vs. 87例中19例 [22%])と当日に鍼治療を受ける群が有意に高い結果となった。

採卵当日の鍼治療は、鍼治療を行わない場合と比較して、体外受精/顕微授精(IVF/ICSI)の生殖成績を有意に改善する結果となった。

February 8, 2008 HealthDay News

2008年イギリスのYing Cheongら「体外受精を受ける女性が、鍼治療を胚移植の補助治療として使用した場合、妊娠率および生児出産率が向上するかどうかを評価する」報告では、体外受精を受ける女性らを対象に、胚移植から1日以内に「鍼を受けた女性」と「プラセボ鍼を受けた女性」、「鍼を受けなかった女性」の3群を比較した結果、鍼を受けた女性は、そのほかの女性に比べて妊娠する確率が65%高かったと報告されている。

Fertility&Sterility(アメリカの生殖医学学会誌)

2006年オーストラリアのCaroline Smithらは「受精卵移植を受ける女性における鍼刺激の妊娠率への影響-ET(胚移植)を受ける女性の臨床妊娠率に対する鍼治療の効果を評価する-」の報告では、228例を対象に「鍼治療群」と「プラセボ鍼群」のグループに無作為に割り付けられた。
介入は、それぞれ3回のセッションとした。1回目はhMG(排卵誘発剤)注射の9日目、2回目はET(胚移植)前、3回目はET(胚移植)直後に実施された。 結果、妊娠率は「鍼治療群:31%」「プラセボ鍼群:23%」統計的には有意差はみられなかったが鍼治療群の方が妊娠率は高かった。また鍼治療を受けた被験者は、対照群と比較して妊娠に至るオッズが1.5倍高い結果となった。

BrirtishMedicalJournal(メリー大学ジョージタウン大学産婦人科)

2008年、アメリカのManheimerらは「体外受精を受ける女性における鍼治療の妊娠率および生児出生率への影響」について報告した。本研究は、体外受精(IVF)を受ける女性1,366名を対象とした7件のランダム化比較試験を解析した、系統的レビューおよびメタアナリシスである。胚移植の際に鍼治療を行った群は、偽鍼または無治療の対照群と比較して、臨床妊娠率(オッズ比1.65、NNT=10)、継続妊娠率(オッズ比1.87、NNT=9)、生児出産率(オッズ比1.91、NNT=9)のいずれにおいても、有意かつ臨床的に意味のある改善がみられた。結果は感度分析においても頑健であったが、臨床妊娠率が高かった対照群を含むサブグループ解析では、鍼治療の効果は有意ではなかったが(オッズ比1.24、95% CI 0.86–1.77)。以上より、鍼治療はIVF時の胚移植において妊娠率および生児出産率を向上させる可能性が示唆されたと報告があった。