まり鍼灸院ニュース
2018年11月15日
小児鍼による夜泣きへの効果
夜泣きとは
寝つきの悪い子(布団に入っても寝付けず、泣き声をあげたりする)、夜中に何回も起きる子(泣かずに遊んでいる、または数回・数時間泣いてしまう)などです。
夜泣きの原因は、脳の成長と精神の成長のアンバランス、お腹の調子が悪い、冷え症、ストレスなどお子様によって様々です。
当院では、中医弁証配穴を用いながら脾虚・腎虚・肝鬱などのタイプに分けて鍼灸治療をしていきます!
夜泣きの治療ってどんなことするの?
- 夜泣きの治療は小児鍼、線香灸、8分灸を用いて、行います。小児鍼は刺さない鍼ですので、赤ちゃんも安心して受けていただけます!!
- お灸は、年齢によって線香灸・8分灸を使い分けています。8分灸を受けられているお子様は、ほわ~っと温かいので喜んで受けてくれています!
- 症状の改善は、お子様によって個人差があります。5回の治療で症状が楽になる子もいれば、症状が強く出ている場合は10回の治療で症状が楽になる子もいらっしゃいます。
- 治療頻度は、基本週1回が目安ですが、お子様の症状の程度やお母様のお悩みによって異なります。
睡眠障害の治療5回の変化
引用:平成29年 日本東洋医学会 術総名古屋大会「小児鍼による灸治療の効果 -カンムシ・睡眠症状の検討-」
治療前と治療5回目に記入していただいた問診票のスコアを、中央値にてグラフにしたものです!
全ての項目の中央値が改善し、統計的にスコアが有意に改善していることを表します!
満足度
非常に高い満足度と考えています!!
患者様の声
- 夜起きるのが減ってうれしいです!
- 小児鍼を受ける前は、夜何度も起きていましたが、今は朝までぐっすり寝てくれています。
夜中の授乳もなくなり私自身も体が楽になりました。
などのお声をいただいています!!