2012年11月12日

腰椎ヘルニア

ご紹介で来院
以前胆嚢を摘出され術後の体調管理に通院されていました。
体調も良くなりしばらく来られていませんでしたが、最近腰痛がひどく病院を受診したところ腰椎のヘルニアと診断されブロック注射の治療を受けていました。

腰痛に加え痛みにより元々あった寝付きの悪さ、途中覚醒など不眠の症状がひどくなり、食欲の低下、冷えもありました。

お久しぶりに見るその患者様は以前より痩せており、話すのもしんどいといった感じでした。
腰痛のため仕事にも支障が出ている為、治療の頻度を多くしました。
治療直後は身体が軽くなり、足のしびれも軽減されました。
2回、3回と治療を重ねる毎に腰の痛みが軽減して行きました。それに合わせて食欲も徐々に出て、冷えも感じにくくなり不眠の症状も以前より良くなって来ました。
また顔色もよくなり表情も明るくなってこられました。話す声にも力強さが出てきました。

食欲の低下で栄養を補充できず、不眠の為休息も十分でないため、腰痛の回復が遅れると考えました。
腰痛の治療に加え、胃腸の働きを良くし食欲増進をはかり、身体を温め冷えを取り除き、不眠の治療も合わせて行いました。

この患者様は、仕事が忙しいため何か症状が出たら通院されるというスタイルです。今回も症状が改善された為、5回治療で一旦終了されます。
このように、まり鍼灸院では患者様のライフスタイル等もご相談させて頂きながら治療させていただきます。

30代男性

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