くちびるのトラブル“口唇炎””剥脱性口唇炎”の治療方法

まり鍼灸院ニュース

2023年01月30日

くちびるのトラブル“口唇炎””剥脱性口唇炎”の治療方法

いま増えています口唇炎　いわゆる肌荒れにとどまらないくちびるの炎症が「口唇炎」原因や発症メカニズムが解明されていない口唇炎もあります

くちびるのトラブル口唇炎　　　口唇炎は、くちびるの表皮が腫れたり湿疹等ができる疾患で、原因によっていくつかに分かれます。ウィルス感染が原因の口唇ヘルペス、アレルギー反応が原因のアトピー性口唇炎、刺激性物質に触れると生じる接触性口唇炎。そして原因不明とされるのが「剥脱性口唇炎」です

西洋医学的にみた　「剥脱性口唇炎」　　くちびるの表皮は角層が薄くて皮脂膜がないため、荒れやすい構造。その表皮が過剰にターンオーバー(新陳代謝)して起こります表皮細胞が成熟する前に表面に出るため、赤く腫れる ●皮がむけ、分厚いかさぶたが繰り返し生じる ●ステロイド剤の使用や保湿が主で、根本的な治療法が確立されていない TwitterなどSNS上の体験談が情報源になっているのが現状

東洋医学的にみた　「口唇炎」　　東洋医学的には、五臓の臓腑である『脾』と『肝』は深く関与しています。『脾』は消化・吸収をつかさどります。飲食物から身体に必要な栄養を吸収し、その栄養は血(orエネルギー)の源となります。また口(五官)や唇(五華)とも関連しています。脾≒胃腸の調子が悪化すると口まわりが荒れやすくなります『肝』は全身のエネルギー(気血津液)を隅々まで行き渡らせます。また血液を貯えて必要な所に供給するなど、全身の血量を調節します(蔵血作用)。ストレスがたまると肝の機能が低下し、末端まで行き渡らなくなります。血による栄養が追いつかず、口唇を栄養することができなくなって荒れるのです

① 脾気虚 →　もともと胃腸が弱い　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　食欲不振/倦怠感/お腹の張り/手足が重だるい　　 ② 肝脾不和→　ストレスが胃腸に影響イライラ/抑うつ感/お腹の張り/食欲不振 ③ 肝うつ気滞→　ストレスからのイライライライラ/抑うつ感/月経不順/生理痛/鼠径部の張り/圧痛 ④ 脾胃湿熱→　胃腸に熱がこもりやすい　食欲不振/むくみ/軟便/下痢/口の粘りや渇き　 ①～④の各タイプ別に、口唇炎の起こりにくい体質に調整するための全身治療(本治)に加えて口唇炎に共通する治療（標治）をあわせて行います。

剥脱性口唇炎の患者様からの嬉しい鍼灸治療の体験談★

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＜美顔コースがより効果的です！＞　＊全身治療のみでももちろん施術頂けます。＊当院では、美顔コースを受けられる場合は、全身を最適な状態に調整するための全身治療も必要となります　

院名	大阪上本町院
住所	〒543-0002 大阪府大阪市天王寺区上汐3-2-16 アリビオ上本町801号室
受付時間	午前 09:00～12:00 午後 16:00～19:00 休診日火曜・木曜・日曜・祝日