小児はり問診票による 効果検討4|小児鍼,2012年 全日本鍼灸学会学術大会|学会発表|大阪市天王寺区のまり鍼灸院

menu

学会発表

2012年07月03日

小児はり問診票による 効果検討4

小児はりについて学会で発表してきました!
先日、H24.6月・10日三重県で開催された第61回全日本鍼灸学会にて、院長はじめスタッフ3名が発表してまいりました。
今回の学会では「小児はりによる効果検討4」を発表させて頂きました。

保護者の声
*施術を重ねるごとに眠りが深くなり、よく食べるようになった。これからも体質改善の為、通院したい。
M様(睡眠障害、食欲不振)
*小児はりをして、だいぶリラックスしている様子。夜泣きやカンムシも徐々に改善しており、喘息もある為、引き続き通院したい。                      
U様(夜泣き、アレルギー性鼻炎)
  
*毎晩夜泣きで数回起きていたのが、今では週に1回程になった。怒る回数が減り、怒り方も穏やかになってきた。                             
N(夜泣き、カンムシ)
                           
*ステロイドのような即効性はないが、徐々に肌の状態がかいぜんしていくのが実感できる。なにより子ども自身が嫌がらず、喜んで治療についてくるため安心している。
M.I様(アレルギー)

【結果1:来院時主訴分類】
初診時の主訴は睡眠障害が最も多く、35.1%でした。
次いでカンムシ関係22.8%、アレルギー関係19.3%の順でした。カンムシとは、特定の疾患・病名を指すのではなく、生後3ヶ月位から5歳位までの小児が引き起こす種々の症状に対する俗称です。疳虫(カンムシ)による夜泣き、異常興奮(キーキー声)、よく怒るなどの症状や、少食・吐乳・便秘・アトピー性皮膚炎・チック症なども小児はりの対応症状となります。ご参考にして下さい。カンムシについては、結果2、4にも載せています。

【結果2:症状別気になる程度(大項目)】
症状別の保護者の気になる程度について、
「睡眠障害(夜泣き、途中覚醒、寝付き)」
「カンムシ(キーキー声、怒る、イライラ)」の項目を、各々平均値にて比較しました。
青色が初回、黄色が5診目施術前を比較したものです。
お子様のお母様は「治療を受ける前に比べると子どもが夜泣きしても泣きやむまでに時間がかからなくなりました。私自身も身体的・精神的に楽になり嬉しいです。」とのお声を頂きます。

【結果5:小児はり治療満足度】
小児はり満足度の結果です。緑・青の70点以上を満足であるとしていますが非常に高い満足度と言えます。

まとめ 
お子様の体質を改善させたいと考えられている方や夜泣きやキーキー声で悩まれているお母様方、
些細なお悩みでもご相談下さいませ。
スタッフ一同是非お待ちしております。

大阪市まり鍼灸院の鍼灸治療 小児鍼治療はこちら